赤坂氷川神社

東京十社のひとつ

港区赤坂の坂の途中に鎮座する東京十社のひとつ。1730年に徳川吉宗の命で造営された社殿が残り、VIVANT続編第4話のロケ地として登場する。

赤坂氷川神社の創建は天暦5年(951)、東国を遊行していた蓮林僧正が霊夢を見て一ツ木村(現在の赤坂4丁目付近)に社を建てたことに始まると伝わる。享保15年(1730)、8代将軍徳川吉宗の命により現在地の今井谷へ遷座し、この時に造営された社殿が今も残る。震災・戦災を免れたこの社殿と楼門は東京都の有形文化財に指定されており、江戸期の建築様式をそのまま今に伝える貴重な例になっている。

境内には推定樹齢400年、幹周り約7.5mの大イチョウがそびえる。東京大空襲で幹の大部分を焼失しながらも蘇ったことから、御神木として今も崇められている存在だ。東京十社のひとつに数えられ、赤坂・六本木の高層ビル群からわずかに外れた氷川坂の途中に位置することもあり、周辺の喧騒とは対照的な江戸の風情を残す境内が広がっている。

毎年9月に行われる例大祭では山車が街を巡行し、赤坂の氏神として今も地域の信仰を集めている。都心の一等地にありながら、こうした年中行事を通じて江戸の祭礼文化が受け継がれている点も、この神社の特色のひとつだ。

VIVANT続編第4話では、東条翔太がトラックから降りる場面のロケ地としてこの神社が使われた。ドラマの緊張感ある場面に江戸期からの由緒ある社殿が背景として選ばれたことで、赤坂という土地に積み重なった歴史の厚みが画面にそのまま映り込む結果になっている。

参拝者が絶えない現役の神社であり、社殿前や参道での長時間の撮影・三脚の使用は避け、祈祷や参拝の妨げにならないよう配慮したい。東京メトロ千代田線「赤坂駅」、日比谷線・大江戸線「六本木駅」のいずれからも徒歩10分前後でアクセスできる。

アクセス: 東京メトロ千代田線「赤坂駅」から徒歩約8分、日比谷線・大江戸線「六本木駅」から徒歩約10分

登場シーン

作品

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