奥寺先輩とのデートシーンの舞台
ガラスの波状ファサードが特徴の美術館。瀧が奥寺先輩とデートするシーンの舞台として登場する。
3次元曲面のガラスカーテンウォールが波のようにうねる外観。黒川紀章が手がけた最後の美術館建築とされる国立新美術館は、敷地に隣接する青山公園や青山霊園と共生するようなデザインを狙って設計された。館内では、ロビー空間を広く取るためにレストランやカフェが逆円錐形の構造で組み込まれ、その内部はトイレや倉庫、キッチンに使われている。ガラス越しに差し込む光が、時間帯によって表情を変える建物でもある。 常設のコレクションを持たず、様々な企画展・公募展を開催する、日本最大級の展示スペースを備えた美術館だ。『君の名は。』では、瀧が想いを寄せる先輩・奥寺美紀とデートに訪れ、館内のカフェで語り合う場面が描かれている。展示を見る前後の時間よりも、この建物そのものの空間が主役になる場面だ。館内を歩くだけでも、建築そのものを味わう時間になる。デート先としての国立新美術館という選択は、作品の中でもさりげない都会的な演出になっている。 展覧会の開催状況によって混雑度は大きく変わるため、訪問前に公式サイトで企画展の内容を確認しておくといい。館内の撮影は多くの展示で禁止されているため、各展示室の案内表示に必ず従うこと。ロビーや外観の撮影は基本的に問題ない。乃木坂駅から地下直結、六本木駅からも徒歩5分ほどでアクセスできる。
アクセス: 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」直結 / 都営大江戸線・日比谷線「六本木駅」から徒歩約5分