味処古川

三葉が働く食堂の雰囲気のモデルの一つ

壱之町通りにある食堂。五平餅など飛騨の郷土料理を提供し、作中の食堂の雰囲気のモデルの一つとファンの間で語られている。

瀬戸川に沿って白壁の土蔵が連なる飛騨古川の壱之町通り。この瀬戸川用水は「疏水百選」に選ばれた歴史ある水路で、今も水面には鯉が泳ぐ。江戸時代から商業の中心地として栄えたこの町並みは、地元住民の手によって守られてきたもので、近年は散策に訪れる観光客の増加とともに町おこしの成果としても知られるようになった。 その通り沿いに構える食堂が「味処古川」だ。飛騨牛料理や五平餅といった郷土料理を提供し、江戸期からの町家をそのまま生かした店構えで営業している。通りを歩く観光客がそのまま暖簾をくぐれる立地の良さも人気の理由になっているのだろう。 「君の名は。」の聖地巡礼が盛んになった2016年以降、作中で三葉が働いていた食堂の雰囲気に近いとしてファンの間で話題になり、巡礼マップに載る場所の一つになった。ただし公式にモデルと明言されているわけではない。あくまで飛騨古川の町並みを味わえる店として親しまれている側面のほうが大きいことは、正しく伝えておきたい。飛騨古川は「君の名は。」の舞台とされる飛騨市の中心部にあり、瀬戸川沿いの白壁土蔵街そのものが作品の風景と重なる場所だ。味処古川もこの町並みの一部として、観光客が食事をしながら飛騨古川らしさを味わえる店になっている。 現役で営業する食堂であるため、訪問は一般客としての来店が前提になる。店内・料理の撮影は店の案内に従い、混雑する昼食時間帯の長居は避けること。食後は瀬戸川沿いをゆっくり歩いてみたい。用水に泳ぐ鯉を眺めながら歩けば、町全体が観光地というより、今も人が暮らす商家町であることが実感できるはずだ。飛騨古川駅から徒歩5分ほどで、白壁土蔵街を歩きながら他の聖地とあわせて巡ることができる。

アクセス: JR高山本線「飛騨古川駅」から徒歩5分

登場シーン

作品

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