宮水神社のモデル
宮水家が代々受け継ぐ「宮水神社」のモデルのひとつとされる古社。境内の杉並木や石段の雰囲気が作中の神社の風景と重なる。
気多若宮神社は、能登国一宮・気多大社の分霊を勧請したことに始まると社伝に伝わる古社で、『日本三代実録』貞観15年(873年)の条にはすでに従五位下の神階を授かった記録が残る。飛騨古川の地を治めた増島城主・金森可重の崇敬を受け、城の鎮守・古川の産土神として栄えた歴史を持ち、明治4年に郷社、明治40年に神饌幣帛料供進神社の指定、大正15年には県社へと昇格した。境内には杉並木と石段が続き、山の斜面に沿って社殿が配置される、飛騨の古社らしい静かな空気が漂う。 例祭の古川祭は毎年4月19・20日に営まれ、深夜に起こし太鼓が町内を巡って神社へ奉納される様子は日本三大裸祭の一つに数えられる。国の重要無形民俗文化財に指定されるとともに、祭の行事はユネスコ無形文化遺産にも登録されており、祭当日は神社だけでなく、瀬戸川沿いに白壁土蔵の町並みが続く飛騨古川の市街地全体が祭一色に染まる。「君の名は。」の宮水神社は複数の神社が合成されたモデルとされ、この神社もその一つに挙げられるが、単独のモデルと断定することはできない。地元の生活神社であり、神事の日は氏子・住民の参拝が中心となるため、境内での撮影は社殿前を避け、参道側から短時間で済ませたい。御神木・狛犬周辺は近隣住民の散策コースでもあり、長時間の占有は控えること。飛騨古川駅から神社までは平坦な道が続き、駅前の観光案内所で町並みの地図をもらってから歩き始めるのがおすすめだ。
公式情報の確認日: 2026-10-02
所在地は飛騨市古川町上気多1297。飛騨市の公式観光コースでも紹介され、古川祭の神社として案内されています。作品のイメージだけでなく、地域の信仰の場であることを意識して参拝してください。
石段を使う場所なので、雨天時は足元に注意し、撮影のために通路を塞がないようにしてください。祭礼・神事の当日は通常の散策と条件が異なるため、公式の最新案内と現地表示を確認してください。
アクセス: 飛騨古川駅から徒歩 15 分