「やくも」が停まる日南町の玄関口
伯備線の特急「やくも」が停車する日南町の玄関口。VIVANT続編第4話で乃木憂助が「やくも」を降りた駅として登場する。
中国山地の山あいを流れる日野川沿いに、日南町の中心部が広がる。その玄関口である生山駅は、伯備線が北へ向かうにつれて山が深くなっていく区間に位置し、駅前からは町役場や商店街へと日常の町並みが続く。伯備線は山陽と山陰を結ぶ陰陽連絡路線の中で唯一電化され、今も貨物輸送が続く路線として知られ、生山駅は1923年(大正12年)11月28日の開業から2023年に100周年を迎え、隣の上石見駅とともに日南町を中心とした記念式典も開かれた。特急「やくも」の約半数が停車する日南町唯一の特急停車駅で、岡山駅から特急「やくも」で結ばれるため、関西・岡山方面からの日帰り圏内としてもアクセスしやすい。観光列車「WEST EXPRESS 銀河」の山陰コースでも長時間停車し、地元特産のトマトジュース販売や記念バッジの配布といったおもてなしが行われる。VIVANT続編は乃木のルーツを探る島根パートと並行して鳥取・岡山を含む山陰道全体を移動の舞台に据えており、第4話では乃木憂助が岡山駅から乗り継いだ特急「やくも」を降りる駅としてこの生山駅が撮影に使われ、山陰の山間部へ向かう物語の移動が印象づけられた。普通列車の本数は限られ、無人となる時間帯もあるため、訪問前に時刻表の確認が必須だ。ホームでの撮影は列車の運行や他の利用者の乗降を妨げないよう、黄色い線の内側から行いたい。
アクセス: JR伯備線「生山駅」(特急「やくも」の約半数が停車)