金融庁のロケ地(外観)
霞ヶ関駅に直結する官民複合施設。半沢直樹2020年版で、帝国航空の不正を追う金融庁の外観ロケ地として使われている(内部は非公開)。
霞ヶ関駅の地下通路を上がると視界いっぱいに迫ってくる超高層ビル群、それが霞が関コモンゲートだ。東館・西館・商業棟の「アネックス」・旧文部省庁舎の4棟からなる官民複合施設で、アネックスは2007年10月に竣工した。東館には文部科学省や文化庁、会計検査院が入り、西館は下層に金融庁、37階建ての上層部には帝人や愛知大学など民間テナントが入居する構成だ。同じ建物の中に官庁と民間オフィスが積み重なっているという事実だけで、霞が関という街の複合性が見えてくる。霞ヶ関という地名から連想される古い官庁街のイメージとは違い、ガラス張りの高層ビルが立ち並ぶこの一帯は、行政の街が現代建築へと更新されていく過程そのものを見せている。
『半沢直樹』2020年版では、帝国航空の不正融資問題を追う金融庁の外観としてこの西館が使われた。実際の金融庁庁舎は別の場所にあり、劇中で検査官たちが出入りする建物はあくまで映像上の「顔」にすぎない。それでも行政の権威と緊張感を伝えるロケーションとして機能し、視聴者の印象に残るシンボリックな建物になった。
現役の官民複合オフィスビルであるため内部への立ち入りはできず、見学や撮影は外観にとどめる必要がある。霞ヶ関駅からは地下通路で直結しており、雨の日でもアクセスしやすい。
アクセス: 東京メトロ「霞ヶ関駅」直結