最終話、同期との祝杯のテラス
新丸の内ビルディング7階にある飲食店フロア「丸の内ハウス」。半沢直樹2020年版最終話で、半沢が同期たちと東京駅を背景に祝杯を上げるテラス席のロケ地となった。
7階のテラス席から見下ろすと、東京駅の丸の内駅舎がそのまま額縁に収まる。2007年4月に竣工した新丸の内ビルディングは地下4階・地上38階の高層ビルで、その7階に「街のゲストハウス」を掲げる飲食店フロア「丸の内ハウス」が広がっている。2022年秋から翌春にかけて全面改修が行われ、いまも東京駅を望む定番の眺望スポットとして親しまれている。丸の内エリアの再開発を進めてきた三菱地所が手がけた高層ビル群のひとつで、隣接する丸ビルと合わせて東京駅前の顔になっている。眺めは格別だ。池井戸潤の『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』を原作とする半沢直樹2020年版は、2020年7月から9月にかけて放送され、最終回は世帯平均視聴率32.7%を記録した。平成以降のドラマで30%を超えたのは2013年版の最終回以来という快挙だった。帝国航空再建という長い戦いを終えた半沢直樹が、その最終話で同期たちとこのテラスで祝杯を上げ、シリーズを締めくくる場面のロケ地として使われたのがここだ。日本の経済活動の中心を象徴する景観を背に描かれる祝杯のシーンは、幾多の権力闘争を乗り越えてきた半沢たちの物語にふさわしい締めくくりといえるだろう。テラス席は各店舗の営業時間内の利用が前提で、飲食を伴わない長時間の座席占有は他の利用客の迷惑になる。実際に食事や飲み物を楽しみながら景観を眺める訪れ方が望ましい。東京駅丸の内北口から徒歩1分と、アクセスの良さも魅力のひとつだ。
アクセス: JR「東京駅」丸の内北口から徒歩1分