大阪西支店の外観
梅田駅直結の百貨店ビル。半沢直樹2013年版で、東京中央銀行大阪西支店の外観として使われた、現在も営業を続ける現役の百貨店。
1929年4月15日創業の阪急うめだ本店は「世界初のターミナル百貨店」と呼ばれる。前身は1920年に開業した白木屋の出張店で、当初は"どこよりもよい品物を、どこよりも安く売りたい"という大衆路線を掲げ、鉄道と一体になった百貨店という当時としては新しい形態で梅田に根を張った。梅田は大阪駅を中心にJR・阪急・阪神・地下鉄各線が集まる巨大なターミナルで、阪急うめだ本店はその中心部に位置している。
2005年から2012年11月21日にかけて全面建て替えが行われ、現在は地上13階・地下2階、商業施設面積約80,000平方メートルの「劇場型百貨店」として、大阪梅田ツインタワーズ・ノースの低層階に入っている。劇場型というコンセプトの通り、フロアごとに演出や内装を変え、買い物そのものを体験として楽しませる構成になっているのが特徴だ。建て替え工事は7年におよび、その間も営業を止めずに段階的に進められた。
半沢直樹2013年版では、半沢が支店長代理として勤める東京中央銀行大阪西支店の外観として、このビルの重厚な佇まいが使われた。大阪西支店は東京中央銀行の中でも独立性の強い支店として描かれ、この外観の重厚さが経営陣の存在感とも重なって見える。大阪を代表する百貨店が銀行の外観に選ばれたことで、大阪西支店が街に根づいた存在であるという説得力が生まれ、大阪編の舞台を象徴する建物になった。
今も現役の商業施設だ。年間売上高3,140億円(2023年)を誇る全国第2位規模の店舗であり、連日多くの買い物客が訪れる。正面玄関付近での長時間の撮影や通行の妨げになる行為は避けたい。阪急「梅田駅」に直結し、隣接する阪急阪神連絡デッキとあわせて訪ねやすい立地にある。
アクセス: 阪急「梅田駅」直結