東京ガーデンテラス紀尾井町

最終話、想が紬の名を呼んだイルミネーション

赤坂・永田町エリアにある複合施設。冬季のイルミネーション「光の森」が、最終話で想が高校時代のように紬の名前を呼ぶ、物語の結びとなるシーンの舞台になった。

冬の夜、紀尾井町の植栽が光の粒に包まれる頃、想は高校時代と同じように紬の名前を呼びかける。『silent』最終話、イルミネーション「光の森」の中で撮られたこのカットは、8年の時を経て結ばれる二人を描く、ドラマ全体の結びの場面になった。声が聞こえない紬に対して、想が言葉ではなく手話でこの名を呼ぶ演出こそが、シリーズを通して描かれてきた二人のコミュニケーションの到達点だった。紬が声を出さずに生きてきた8年間の重みを思うと、想が手のかたちでその一言を伝えたことの意味は、いっそう深く感じられる。 東京ガーデンテラス紀尾井町は2016年7月に開業した複合施設で、36階建ての紀尾井タワーにオフィスとホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」が入り、21階建ての紀尾井レジデンスが隣接する。敷地内には1930年築の旧李王家東京邸を移築した「赤坂プリンス クラシックハウス」も残り、再開発地でありながら歴史的な建物との共存を図る。永田町・赤坂という政治の中心地に近いオフィス街の中に、冬だけ光をまとう庭園があるという対比も、この場所ならではの魅力だ。放送後はこのイルミネーションを目当てに訪れるファンが増え、出演者と同じ構図での記念撮影が定番になった。施設はホテルやオフィスの利用者も行き交う商業・広場空間のため、通路をふさぐ撮影や三脚の使用は控えたい。点灯期間は冬季に限られるため、訪れる前に点灯状況を確認しておくと安心だ。冬以外の季節に訪れると、庭園としての静かな顔にも気づくことができる。

アクセス: 東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」直結

登場シーン

作品

関連する聖地

近くの聖地