高校時代、想と紬とサッカーの話をした駅
JR両毛線の木造駅舎が残る無人駅。想・紬・湊斗の出身地である群馬のシーンで使われ、雪の中でサッカーの話をする高校時代の回想シーンなどの舞台になった。
JR両毛線・国定駅は群馬県伊勢崎市国定町にある駅で、1889年(明治22年)11月20日、両毛鉄道の駅として開業した、沿線でも歴史の長い駅のひとつだ。「国定」という地名は、江戸後期の侠客・国定忠治の生地としても知られる旧佐位郡国定村に由来し、忠治自身の名前もこの地名から取られたと伝わる。歌舞伎や講談で「赤城の山も今宵限り」の名文句で知られる忠治は無宿人から侠客となり、幕末に処刑された人物で、地元では今も義理人情に厚い人物として語られ、駅から少し離れた場所には忠治を祀る國定赤城神社もある。
「silent」では第1話冒頭のシーンと最終話に登場し、紬と想が言葉を交わす場面のロケ地になった。地元の日常の風景をそのまま切り取ったような駅で、ファンにとっては物語の始まりと終わりを結ぶ場所として記憶されている。撮影は列車の発着や利用客の乗降を妨げないよう短時間で済ませ、駅設備への配慮を欠かさないこと。駅舎自体は改築されているが、ローカル線らしい素朴な雰囲気はドラマの静かな空気感と重なる。
アクセス: JR両毛線「国定駅」構内