シモキタ雨庭広場

紬と湊斗が犬とふれあい、想と奈々が言葉を交わした広場

2022年7月に竣工した世田谷区立の雨水貯留広場。下北沢駅南西口から徒歩2分。階段下のスペースが、想と奈々の待ち合わせや、紬・湊斗が犬とふれあうシーンなど複数話で使われた。

下北沢駅南西口を出て2分歩くと、階段を下りた先に開けた広場が現れる。小田急線の地下化にあわせて進んだ「下北線路街」再開発の一環として、2022年7月に整備された世田谷区の公共広場「シモキタ雨庭広場」だ。雨水を一時的に貯めて浸透させる「雨庭(レインガーデン)」の機能を持つ、できたばかりの新しい空間である。下北線路街には他にも商業施設や広場が連なっており、シモキタ雨庭広場はその中でもドラマのロケ地として特に使われた一角になっている。線路の地下化で生まれた土地を公共空間に変えるという再開発の考え方が、この広場にも表れている。ドラマ『silent』では、この階段下のスペースが繰り返し使われた。第1話、想が奈々と待ち合わせて「おまたせ」と声をかけられるシーン。紬と湊斗が通りすがりの犬をわしゃわしゃと撫でるシーン。想と奈々が並んで語らうシーン。階段や芝生といった何気ない公共空間を、登場人物たちの心の距離を映す舞台に選んだ効果は大きい。再開発によって生まれた空間がドラマの舞台になったことで、地域にとっても新しいシンボルが生まれた形だ。放送後は連日多くのファンが訪れ、階段や芝生に座って記念撮影をする光景が見られたという。竣工から間もない広場だけに、これからも訪れる人が続くだろう。周辺は住宅とオフィスが混在するエリアで、地域住民の憩いの場としても機能している。大人数での長時間滞在や芝生への過度な立ち入りは控え、静かに過ごしたい。

アクセス: 小田急小田原線・京王井の頭線「下北沢駅」南西口より徒歩2分

登場シーン

作品

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