紬・想・湊斗が通った高校時代の校舎
2009年に閉校した旧県立高校の校舎。ロケ地として全国屈指の実績を持つ施設で、紬・想・湊斗が通う「高崎南高校」として高校時代の回想シーンに使われた。
2009年3月に閉校した栃木県立高校の校舎が、閉校から5年後の2014年以降、あしかがフィルムコミッションの管理するロケーション施設として第二の人生を歩んでいる。『今日から俺は!!』をはじめ数百作品がこの教室とグラウンドで撮影されてきた、全国屈指の実績を持つ学校ロケ地だ。 『silent』では紬・想・湊斗が通う「高崎南高校」として使われ、3人の高校時代を映す回想シーンの舞台になった。教室は、今も静かだ。教室の窓から差す光や机の並び、放課後のグラウンドといった何気ない風景が、そのまま記憶の中の時間を呼び戻すような静けさをまとっている点は、この校舎が数百作品に選ばれ続けてきた理由の一端でもあるだろう。 ただしこの施設は普段、許可を得たロケーション利用者だけが立ち入れる場所であり、一般客が自由に出入りできるわけではない。年に数回、フィルムコミッション主催の一般公開イベントが開かれ、その日は予約不要・入場無料で校内を見学できるが、非公開・立入禁止のエリアも残るため、案内表示に従う必要がある。教室やグラウンドといった学校らしい設備がひとまとまりで残っている点が、多くの制作陣に選ばれてきた理由の一つなのだろう。 JR両毛線「足利駅」から車で約15分、路線バスの本数は限られており、車での訪問が現実的な選択になる。閉校から10年以上が経つ今も、こうして数多くの作品の記憶を積み重ねている校舎に、実際に足を運んで確かめてみたい。遠方から訪れる場合は、一般公開の開催が年数回に限られる点も踏まえて計画を立てる必要がある。
アクセス: JR両毛線「足利駅」から車で約15分(路線バスの便は限られる)