瀧の通学路
主人公・瀧が日常的に利用する駅として作中に登場。映画では駅周辺の歩道橋や線路沿いの風景が印象的に描かれる。
麹町口の歩道橋に立つと、四ツ谷駅の複雑な線路配置が一望できる。JR中央・総武線に東京メトロ丸ノ内線・南北線が乗り入れる、都心でも乗換の多い駅のひとつだ。眼下を走る中央線の車両を見下ろせる、ちょっとした撮影ポイントでもある。行き交う人の流れを見ていると、都心の駅らしい忙しさが伝わってくる。改札を出た瞬間から坂と階段が入り組み、駅そのものが街の高低差を体感させる場所になっている。
開業は1894年10月9日、甲武鉄道が新宿と牛込の間を開通させたときのことで、1906年の鉄道国有化により国有鉄道の駅となった。100年を超える歴史を持つ駅で、周囲の景色は変わっても駅の骨格自体は長く保たれている。
『君の名は。』では瀧の通学路として、麹町口の歩道橋からの俯瞰や駅西側の坂道が繰り返し描かれる。駅前には上智大学四谷キャンパスが隣接し、官庁街と学生街が混在するため平日の人通りは絶えない。
歩道橋での撮影は欄干にもたれず短時間で済ませ、駅構内では乗降客の流れを止めない位置を選びたい。朝夕は複数方向からの乗換客が行き交うので、その点も踏まえておくとよいだろう。坂道を上りきったところからは新宿方面の高層ビル群がわずかに見え、地形の高さを実感できる。
アクセス: JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線・南北線