夏目友人帳

人吉市出身の緑川ゆきによる同名漫画のアニメ化。妖(あやかし)が見える少年・夏目貴志が、亡き祖母レイコが妖から奪った名前を記した「友人帳」を受け継ぎ、ニャンコ先生とともに一つずつ名前を返してゆく連作の物語。舞台モデルは熊本県人吉市・球磨郡で、球磨川沿いの橋や神社、山あいの棚田や史跡が、妖と人が隣り合って暮らす「あやかしの原風景」として繰り返し描かれる。

夏目友人帳の聖地・ロケ地 全21件

聖地名話数場所
天狗橋第1期第3話熊本県人吉市
田町菅原天満宮第2期OP熊本県人吉市
大畑駅第1期第7話熊本県人吉市
三日原観音堂第1期第1話熊本県人吉市
大柿毘沙門堂続第10話熊本県人吉市
雨宮神社第1期第2話熊本県球磨郡相良村
淡島神社参第6話熊本県球磨郡山江村
一武八幡宮肆第5話熊本県球磨郡錦町
淡島阿弥陀堂肆第3話熊本県球磨郡山江村
山江村ボンネットバス「マロン号」肆第8話熊本県球磨郡山江村
おかどめ幸福地蔵菩薩参第4話熊本県球磨郡あさぎり町
里の城大橋参第4話熊本県球磨郡あさぎり町
松谷棚田展望所第1期第7話熊本県球磨郡山江村
晴山バス停第2期OP熊本県球磨郡山江村
立岩の史跡—熊本県球磨郡あさぎり町
魚背岩—熊本県球磨郡あさぎり町
人吉駅—熊本県人吉市
鍛冶屋町通り参熊本県人吉市
人吉城跡陸熊本県人吉市
宮地嶽神社参熊本県人吉市
紅取橋参・伍熊本県人吉市

『夏目友人帳』聖地巡礼ガイド

「夏目友人帳」の聖地は、原作者・緑川ゆきの出身地である熊本県人吉市と、隣接する球磨郡の山江村・相良村・錦町・あさぎり町に21か所が広がる。球磨川に架かる天狗橋や紅取橋、盆地を見渡す神社や山あいの棚田が、夏目貴志と妖たちが暮らす「あやかしの原風景」のモデルとして繰り返し描かれてきた。2020年の球磨川豪雨で天狗橋・大柿毘沙門堂をはじめ多くの聖地が被災したが、ファンの支援も後押しとなって順次復旧が進んでおり、聖地巡礼はこの土地の復興を見届ける旅でもある。人吉市街地の一部は徒歩で回れるが、球磨郡のスポットの多くは車での移動が前提になる。

人吉市街エリア(天狗橋・紅取橋・鍛冶屋町通り・人吉城跡)

球磨川に架かる天狗橋は第1期の通学路のモデルとしてファン人気No.1の聖地だが、2020年の豪雨で被災し、2025年11月に復旧再開通した復興のシンボル。紅取橋・鍛冶屋町通り・人吉城跡・宮地嶽神社はいずれも人吉駅から徒歩圏内に集まり、市街地だけで半日以上の巡礼が組める密度がある。

人吉近郊エリア(田町菅原天満宮・三日原観音堂・大柿毘沙門堂・大畑駅)

田町菅原天満宮の赤い鳥居、三日原観音堂、豪雨で浸水し全国からの支援で復旧した大柿毘沙門堂は市街地から車で10分前後の距離にある。スイッチバックとループ線を持つ秘境駅・大畑駅は複数の期に登場する人気スポットだが、JR肥薩線は2020年豪雨以来運休中で、復旧目標は2033年度。現在は**列車では到達できず、車での訪問が前提**になる。

球磨郡エリア(雨宮神社・淡島神社・一武八幡宮ほか山間の聖地)

相良村の雨宮神社、山江村の淡島神社・淡島阿弥陀堂・ボンネットバス「マロン号」、錦町の一武八幡宮はいずれも球磨郡の山間に点在し、公共交通の便が薄いため車での移動が前提になる。松谷棚田展望所の棚田は個人が耕作する私有農地のため、見学は展望所と道路からにとどめ、畦道への立ち入りは避けること。

あさぎり町エリア(おかどめ幸福地蔵菩薩・里の城大橋・立岩の史跡・魚背岩)

「幸福」を冠するおかどめ幸福駅の向かいに立つ地蔵菩薩、球磨川に架かる里の城大橋、劇場版「うつせみに結ぶ」の舞台になった立岩の史跡・魚背岩は、いずれもあさぎり町深田周辺にまとまっており、車で続けて巡ることができる。

アクセス

起点はJR人吉駅(くま川鉄道は稼働、JR肥薩線は2020年豪雨以来運休中で復旧目標2033年度)。人吉市街のスポットは駅から徒歩や短時間の移動で回れるが、球磨郡・あさぎり町のスポットは公共交通の便が非常に薄く、車でのアクセスが基本になる。棚田・農地は私有地のため立ち入らないこと。

ベストシーズン

球磨川沿いの新緑・紅葉の季節が最も景観が映える。松谷棚田展望所は田植え〜収穫期の水田・稲穂の景観が見どころだが、農作業中は静かに見学すること。

『夏目友人帳』エピソード別ロケ地

第1期第3話のロケ地

天狗橋 — 第1期第3話、夏目貴志の通学路として描かれた、シリーズ屈指の人気ロケ地。2020年豪雨で被災し2025年11月に復旧再開通。(熊本県人吉市)

第1期第7話のロケ地

大畑駅 — 第1期第7話、参(第3期)、陸(第6期)に登場するスイッチバック+ループ線の秘境駅。(熊本県人吉市)

松谷棚田展望所 — 第1期第7話に登場する、棚田百選の景観を望む展望所。(熊本県球磨郡山江村)

第1期第1話のロケ地

三日原観音堂 — 第1期第1話、肆(第4期)第4話に登場する、地域信仰の観音堂。(熊本県人吉市)

第1期第2話のロケ地

雨宮神社 — 第1期第2話、肆(第4期)オープニングに登場する、112段の石段を持つ神社。(熊本県球磨郡相良村)

第2期OPのロケ地

田町菅原天満宮 — 第2期オープニング映像で、赤い鳥居をくぐる場面の舞台になった。(熊本県人吉市)

晴山バス停 — 第2期オープニング映像に登場する、国道沿いの生活バス停。(熊本県球磨郡山江村)

参第4話のロケ地

おかどめ幸福地蔵菩薩 — 参(第3期)第4話、駅前の静かな風景の一部として登場。(熊本県球磨郡あさぎり町)

里の城大橋 — 参(第3期)第4話、球磨川沿いの町の風景として登場。(熊本県球磨郡あさぎり町)

参第6話のロケ地

淡島神社 — 参(第3期)第6話、イチイガシとカーブミラーが写り込むカットの舞台。(熊本県球磨郡山江村)

続第10話のロケ地

大柿毘沙門堂 — 続(第2期)第10話、漆(第7期)に登場。2020年豪雨で浸水し全国支援で復旧した毘沙門堂。(熊本県人吉市)

肆第3話のロケ地

淡島阿弥陀堂 — 肆(第4期)第3話に登場する、室町時代築とされる木造のお堂。(熊本県球磨郡山江村)

肆第5話のロケ地

一武八幡宮 — 肆(第4期)第5話、銀杏が色づく境内の風景が舞台になった。(熊本県球磨郡錦町)

肆第8話のロケ地

山江村ボンネットバス「マロン号」 — 肆(第4期)第8話に登場する、昭和53年製の保存展示バス。(熊本県球磨郡山江村)

参のロケ地

鍛冶屋町通り — 参(第3期)に登場。復興イベント「夏目友人帳影絵」の点灯地にもなった通り。(熊本県人吉市)

宮地嶽神社 — 参(第3期)に登場する、人吉盆地を一望する高台の神社。(熊本県人吉市)

参・伍のロケ地

紅取橋 — 参(第3期)・伍(第5期)に登場する、天狗橋近隣の橋。(熊本県人吉市)

陸のロケ地

人吉城跡 — 陸(第6期)に登場する、相良氏約700年の居城跡。日本百名城の一つ。(熊本県人吉市)

聖地一覧

舞台の地域

熊本県の聖地巡礼

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