イチイガシとカーブミラーのカット
球磨郡山江村の神社。大きなイチイガシとカーブミラーが印象的なカットで知られる。参(第3期)第6話に登場。
球磨郡山江村の山あいに鎮座する淡島神社は、境内に立つ大きなイチイガシの木と、参道脇のカーブミラーが写り込む何気ない一角が、『夏目友人帳』参(第3期)第6話でそのまま風景として描かれたことから知られるようになった。地味な生活道路の一コマにすぎないカットが、なぜ聖地として語られるのか。理由は単純だ。山江村の山里らしい空気感を、誇張なく写し取っていたからだろう。夏目友人帳のロケ地は人吉市街に集まっている場合が多く、少し足を延ばした先にあるこの神社を訪れる聖地巡礼者は限られる。2020年の球磨川豪雨では参道の一部が被害を受け、今も仮復旧のままの箇所が残っている。訪れる際は足元に注意し、通行が制限されている区域には立ち入らないこと。神社は地域住民が守る現役の信仰の場で、参拝作法を守って静かに見学したい。撮影自体は禁じられていないが、静かな境内であることを意識して振る舞うべきだろう。近くには室町時代築とされる淡島阿弥陀堂も残り、あわせて巡る巡礼者も多い。人吉市街から車で約25分、公共交通の便は薄く、車でのアクセスが基本になる。境内の駐車スペースは限られ、地域の祭事の日程には配慮が必要だ。行き方に迷ったら、まず人吉市街から山江村方面への道を目指すのが分かりやすい。
アクセス: 人吉市街から車で約25分。公共交通の便は薄い。