復興イベント「夏目友人帳影絵」の点灯地
人吉市鍛冶屋町の通り。参(第3期)に登場し、復興イベント「夏目友人帳影絵」の点灯地にもなった。
人吉駅から球磨川に近づくように歩いていくと、古い町家が軒を連ねる鍛冶屋町通りに出る。町家は今も、通りに残る。鎌倉時代に静岡から鍛冶職人が移り住んで職人町を形成したという長い歴史を持つ通りだが、刃物づくりの伝統は2022年5月に最後の製造業者が事業を終えたことで幕を閉じた。過去には1965年の水害で最大2.1メートルの浸水を記録したこともあり、この通りは幾度も水と向き合ってきた。『夏目友人帳』では参(第3期)に登場し、夏目貴志たちが歩く人吉市街の日常風景として描かれている。2020年7月4日、球磨川の氾濫で市街地の大部分が浸水した令和2年7月豪雨からの復興を目的として、この通りでは「夏目友人帳影絵」というイベントが開催され、作品にちなんだ影絵や灯りが並んで人吉の夜を照らした。地域の復興と作品ファンの交流を結びつける催しとして今も定着している。同じ2022年5月には人吉市役所の新庁舎の運用も始まり、町は少しずつ元の姿を取り戻しつつある。通常は住宅・商店が並ぶ生活道路で、イベント開催時以外は地域住民の日常の通行があるため、撮影や見学は通行の妨げにならない範囲で静かに行いたい。人吉駅・天狗橋・人吉城跡からいずれも徒歩圏内にあり、人吉市街エリアの巡礼ルートに無理なく組み込める立地になっている。
アクセス: 人吉駅から徒歩圏内。人吉市街エリアの他スポットと合わせて巡れる。