秋の銀杏が見頃を迎える八幡宮
球磨郡錦町一武にある八幡宮。境内の大きな銀杏が秋に見頃を迎え、肆(第4期)第5話の舞台になった。
銀杏は、今も立つ。応神天皇を主祭神とする一武八幡宮は、球磨郡錦町一武に鎮座する神社だ。境内にそびえる大きな銀杏の木は、秋になると黄金色に染まり、地域の人々に長く親しまれてきた風景である。 『夏目友人帳』肆(第4期)第5話では、この銀杏が色づく境内が物語の季節感を伝える舞台として描かれた。放送を見たファンの間では、実際に見頃を迎える11月頃に訪れると作中の風景に近い雰囲気を体感できるといわれ、この時期にあわせて訪問する巡礼者も多いようだ。 現役の神社として地域住民の参拝が日常的に行われているため、境内での飲食や喧騒は避け、参拝マナーを守って静かに見学したい。錦町は公共交通の便が薄く、車でのアクセスが基本になる。境内には数台分の駐車スペースがあるものの、地域の行事の際は近隣住民の利用が優先される。落ち葉の掃除は地域の氏子が担っているため、清掃の時間帯に出くわしたら静かに見守るのが望ましい。鳥居をくぐってから本殿に至るまでの短い参道にも、季節ごとの木々の変化が映り込む。球磨郡錦町は山あいの農村地域で、神社の周囲にも田畑や集落が広がる落ち着いた風景が続く。一武の集落にとって、この神社は今も暮らしの中心にある存在だ。11月以外の季節に訪れても、山あいの静かな空気そのものを味わう価値がある社だ。
アクセス: 人吉市街から車で約20分。公共交通の便は薄い。