告白してフラれた「負けヒロイン」たちが偶然出くわしたことから始まる、原作者・雨森たきびの故郷である愛知県豊橋市を舞台にしたラブコメ。豊橋駅前や水上ビル、市内を走る路面電車など実在の街並みが緻密に再現され、放送直後から豊橋商工会議所・豊橋市が全面的にバックアップする官民一体の「マケインコラボ」が展開されるほどの一大聖地巡礼ブームを生んだ。続編制作も決定している。
「負けヒロインが多すぎる!」の聖地は、原作者・雨森たきびの故郷である愛知県豊橋市の市街地を中心に、隣接する田原市の海岸まで20か所以上に及ぶ。豊橋駅前の水上ビルや商店街、豊橋鉄道市内線(市電)の走る風景がそのまま作画に取り込まれ、放送直後から豊橋商工会議所・豊橋市が全面協力する官民一体の「マケインコラボ」に発展した、近年でも稀に見る規模の聖地巡礼ブームを生んだ作品。市街地の主要スポットは徒歩と市電で無理なく回れる一方、原作モデル校の時習館高校や海水浴場は少し足を延ばす必要がある。
駅ビルカルミアの階段や大型ビジョン、ヤマサちくわ西駅店、水上ビル一帯の「珈琲とカヌレ」「QUONチョコレートDEMI-SEC」など、複数話のロケ地が豊橋駅東口から徒歩10分圏内に集まる。精文館書店豊橋本店の「マケインコーナー」もこのエリアにあり、駅を起点に半日で主要スポットを巡れる、巡礼の出発点にふさわしい一帯。
第1話冒頭の舞台・下地緑地から吉田大橋を挟んで豊橋公園、豊橋鉄道市内線が走る東八町停留場・秋葉山常夜燈、豊橋市中央図書館やまるもち鈴木米穀店まで、市電の路線に沿って点在する。豊城中学校・豊橋市立旭小学校はいずれもキャラクターの出身校のモデルとされ、現役の学校のため外観の見学にとどめたい。
主人公たちの高校のモデル・愛知県立時習館高校と最寄りの愛知大学前駅、通学路にあるコンドーパン・うどん店「みやこ」、第1話で八奈見がフラれるガスト豊橋橋良店まで、南栄駅周辺に集まる学生街エリア。時習館高校は現役の進学校のため、東門付近からの外観見学に限られる。
オープニングや後半話に繰り返し登場するのんほいパークと、隣接する視聴覚教育センター・地下資源館、うずらジェラートが名物の道の駅とよはし、渥美半島の白谷海水浴場までは豊橋市街から車での移動が前提になる。いずれも公共交通の便が限られるため、まとめて訪れるなら車での周遊が現実的。
起点はJR・名鉄「豊橋駅」。市街地エリアは徒歩と豊橋鉄道市内線(市電)で回れるが、時習館高校・南栄エリアへは市電では届かないため豊橋鉄道渥美線に乗り換える必要がある。のんほいパーク・道の駅とよはし・白谷海水浴場は豊橋駅からバスまたは車で20〜40分ほど離れており、車での訪問が現実的。
白谷海水浴場の海水浴期間は例年7月〜8月上旬に限られる。豊橋鉄道市内線は年間運行しているが、豊橋祇園祭(7月)や豊橋まつり(5月)の期間中は市街地が混雑するため、ゆっくり巡礼したい場合は時期を外すのがおすすめ。