ヤマサちくわ 西駅店

第6話 温水と綾野が問答した店頭

豊橋名産のちくわ製造・販売店「ヤマサちくわ」の西駅店。豊橋駅西口に近く、第6話冒頭で温水と綾野が問答する場面のロケ地になった。

焼きちくわのいい匂いが漂う豊橋駅西口の一角、ヤマサちくわ西駅店は実演販売の音と匂いで通行人の足を止める店だ。香りが先に出迎える。ガラスケースの向こうで職人が串に魚肉のすり身を巻いていく様子を、足を止めて見ている人も少なくない。 創業は1827年、文政10年のことだと伝わる、豊橋を代表する練り物の老舗である。東海道の宿場町として栄えた吉田宿(現・豊橋)では、参勤交代の武士や旅人に練り物が供されたと伝えられ、この店の歴史もその土地の記憶の延長線上にある。 『負けヒロインが多すぎる!』第6話冒頭、温水直四郎は焼きちくわを手にしながら綾野文月と問答を交わす。豊橋の郷土色をそのまま画面に持ち込んだ場面だ。二人のぎこちない距離感が、練り物ののんびりした匂いと妙に合っている。店頭では今も実演販売が続き、焼きあがったちくわの香りが通りまで漂ってくる。 営業中の店舗であるため、購入や見学の際は他の来店客の邪魔にならない距離感を保つこと。豊橋駅西口から徒歩5分ほどという近さもあって、この店だけを目的に立ち寄る巡礼者も少なくない。練り物特有の甘辛い匂いは、店から数十メートル離れても分かるほど強い。

アクセス: JR・豊橋鉄道「豊橋駅」西口から徒歩約5分

登場シーン

作品

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