「思春期症候群」という不思議な現象に悩む高校生たちを描く、鴨志田一のライトノベルを原作としたラブコメ。原作者の故郷である神奈川県藤沢市・江ノ島・七里ヶ浜を舞台に、実在の風景を緻密に再現した作画で知られ、放送から7年以上を経てなお劇場版シリーズが続く長寿シリーズに育った。2026年夏には劇場版最新作の公開を記念し、舞台の藤沢市と組んだ大規模な「青ブタサマーフェス」が開催されている。
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の聖地は、原作者・鴨志田一の故郷である神奈川県藤沢市の市街地から、隣接する鎌倉市の七里ヶ浜、そして江の島まで、湘南の海沿いに広く分布する。藤沢駅北口の商店街・橋・公園といった日常の通学路と、七里ヶ浜・江の島の観光地の両方が丁寧に描かれているのが特徴で、鎌倉高校前踏切や七里ヶ浜海岸は「THE FIRST SLAM DUNK」、江の島は「ぼっち・ざ・ろっく!」と、同エリアを舞台にした他作品の聖地とも重なる。2026年夏は劇場版最新作公開を記念した「青ブタサマーフェス」が藤沢市内で開催中で、聖地巡礼と公式イベントを同時に楽しめるタイミングになっている。
藤沢駅北口から徒歩10分ほどの御所ヶ谷橋・御所ヶ谷公園は、咲太たちの通学路としてオープニングや複数話に繰り返し登場する、シリーズ随一の巡礼スポット。デニーズ藤沢北口店、ビックカメラ藤沢店(ジュンク堂書店)、藤沢市民病院もこのエリアに集まり、藤沢駅を起点に徒歩で無理なく回れる。
峰ヶ原高校のモデルとされる神奈川県立七里ガ浜高等学校と、その最寄駅である七里ヶ浜駅・行合橋一帯。江ノ電の車窓から海を望む風景が印象的なエリアで、隣接する鎌倉高校前踏切・七里ヶ浜海岸は「THE FIRST SLAM DUNK」の聖地でもある。現役の高校のため、外観の見学は校門付近の公道からにとどめたい。
新江ノ島水族館、江の島弁天橋、江の島本体、江島神社、サムエル・コッキング苑まで、江の島編のロケ地が集まる。「ぼっち・ざ・ろっく!」と重なる江島神社・サムエル・コッキング苑もあわせて巡れる、江ノ電・小田急の両沿線からアクセスできるエリア。
本鵠沼駅・鵠沼海岸駅・片瀬西浜・鵠沼海水浴場は、思春期症候群に悩む双葉理央のエピソードの舞台。海岸で夜を明かし、夜明けとともに解散する一連のシーンを、実際の駅間を歩いてなぞることができる。
起点は小田急・JR・江ノ電「藤沢駅」。藤沢市街エリアは徒歩で回れるが、七里ヶ浜・江の島エリアへは江ノ電または小田急江ノ島線への乗り換えが必要。鵠沼海岸エリアは藤沢駅・片瀬江ノ島駅のどちらからも徒歩20分前後かかるため、小田急江ノ島線の各駅を使い分けるのが効率的。
片瀬西浜・鵠沼海水浴場や新江ノ島水族館は夏季(7-8月)に大変混雑する。2026年の「青ブタサマーフェス」関連イベントは8月〜9月に藤沢市内・江の島で開催されるため、この時期はイベントと巡礼をあわせて楽しめる一方、鎌倉高校前踏切など既存の混雑スポットはより混み合う点に留意したい。