鎌倉高校前 1 号踏切

オープニングの踏切

江ノ電「鎌倉高校前駅」隣にある踏切。アニメ版オープニングで知られ、海と江ノ電の組み合わせが象徴的な構図として THE FIRST SLAM DUNK でも引用された。聖地巡礼客の急増でオーバーツーリズム化が深刻。

江ノ電の前身「江之島電氣鐵道」が藤沢と片瀬(現・江ノ島)の間で走り始めたのは1902年9月1日のことだ。現在の鎌倉高校前駅は、1953年8月20日に「日坂駅」から改称されて生まれた。全長10.0キロ、単線で15駅を結ぶこの路線は、腰越から江ノ島にかけての区間が道路上を走る併用軌道になっており、広い意味では路面電車の一種に数えられる。最高速度は時速45キロ、連接台車の小型電車が直流600Vで走るという、いかにも湘南らしいのんびりした鉄道だ。駅の改札を出てすぐの踏切からは、海と江ノ電をひとつの画面に収められる構図が広がり、波音と踏切の音が重なる瞬間がある。踏切越しに見える海の先には江の島の島影も浮かび、晴れた日ほど写真に収めたくなる景色になる。電車が通過する数十秒だけ、踏切と警報音が主役になる。これが『THE FIRST SLAM DUNK』のオープニングで引用されたほか、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』でもオープニング映像や第9話・第10話に使われている。だが忘れてはならないのは、ここが今も住民の通勤通学を支える生活踏切だという事実だ。踏切上での撮影や長時間の滞在は禁止されており、地元自治会と警察が巡回する頻度も高い。複数の人気作品の聖地が同じ一点に重なった結果、この一帯のオーバーツーリズムは年々深刻になっている。撮影は踏切から離れた歩道か、隣接するコンビニ側から行い、線路や踏切内には絶対に立ち入らないこと。

アクセス: 江ノ島電鉄「鎌倉高校前駅」徒歩 1 分

登場シーン

作品

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