沢北が祈る神社(石段が視覚的に一致)
秋田県由利本荘市、約300段の石段で知られる神社。THE FIRST SLAM DUNKの沢北の神社シーンとの視覚的な一致が指摘され、田無神社と並ぶ候補地とされる。
石段は長い。鳥居から本殿まで続く、約300段の急な石段だ。THE FIRST SLAM DUNKで、宿敵・山王工業のエース沢北栄治が試合前にトレーニングとして駆け上がる神社の石段と、この段数・構図・杉並木の見え方が視覚的に一致すると、複数の考察サイトが独立に指摘してきた場所だ。秋田県由利本荘市の山間、森子地区にあるこの神社は、古くから山岳信仰の対象とされ、石段の途中には杉の巨木が立ち並ぶ。登拝道そのものが一種の修行の場のような雰囲気を帯びている。ただし、東京都西東京市の田無神社のようにエンドクレジットへの明記があるわけではない。あくまで映像の見た目の類似が根拠であり、制作側の公式な言及は確認されていない。田無神社と森子大物忌神社の両方が参照され、一つのシーンに合成されたのではないかという見方もあり、どちらか一方に断定することは避けたい。同じ映画の一場面をめぐって、遠く離れた二つの神社がそれぞれ候補地として語られているという状況自体が、聖地巡礼というジャンルの面白さを表しているとも言えるだろう。訪問する場合、300段の石段は勾配も急で、足元が悪い箇所もある。劇中を意識した走り込みでの利用は事故の危険が大きく、推奨できない。参拝目的で通常の速度で登るのが前提で、雨天や積雪期は特に滑落に注意したい。周辺に商業施設はなく、車でのアクセスが基本になる。電車で行ける田無神社に比べ、森子大物忌神社は公共交通での到達が難しいぶん、静かな環境で石段そのものの迫力を味わえる点はむしろ魅力かもしれない。参道沿いの杉並木は太く年数を感じさせ、石段を一段ずつ登るごとに視界が開けていく。登り切った先の本殿からは、山あいの集落を見下ろす静かな眺めが広がっている。
アクセス: 由利本荘市中心部から車で約20分(公共交通機関でのアクセスは困難)