片瀬江ノ島駅

竜宮城の駅舎

小田急江ノ島線の終着駅。竜宮城をモチーフにした特徴的な駅舎が、第8-9話の江の島編で背景に登場する。

1929年に開業した片瀬江ノ島駅は、浦島太郎伝説にちなみ竜宮城をモチーフにした駅舎で知られる、湘南・江の島観光の玄関口である。2018年2月に着工した建て替え工事は2020年7月に完成し、社寺建築に用いられる竜宮造りの技法を本格的に取り入れて、五頭龍と天女の伝説に因んだ装飾が新たに施された。朱塗りの屋根が青空に映える様子は、開業から90年以上を経てもなお、駅前に立つだけで観光の始まりを感じさせる。 『ぼっち・ざ・ろっく!』第8-9話では、結束バンドの一行が江の島を訪れる際の玄関口として、この駅舎が印象的な背景に描かれている。駅から江の島大橋を渡って弁財天仲見世通り・江島神社へ続く参道が、作中で結束バンドが歩いたルートそのものだ。参道沿いには仲見世通りの土産物店や飲食店が軒を連ね、江の島名物のしらす丼や貝焼きの匂いが漂う、観光客で賑わう通りが続く。潮風に吹かれながら鳥居をくぐる感覚は、地図で追うより現地を歩いてこそ分かる。 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』第8話では、鵠沼海岸で夜を明かした咲太たちが夜明けとともに解散する場面の最寄駅としても描かれ、二つの作品の聖地が一つの駅に重なっている。同じ駅舎を軸に、まったく異なる時間帯・違う物語のワンシーンが積み重なっているのがこの駅の面白さだ。 江の島には展望灯台やヨットハーバー、洞窟「江の島岩屋」など見どころが多く、駅からそのまま島全体を巡る半日コースに発展させやすい。夏場や連休は行楽客で駅前が混み合い、駅舎を撮る観光客も多いため、他の利用者の通行を妨げない位置で撮影したい。

アクセス: 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」

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作品

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