江ノ島エスカー

「八景」編タイトル回のシーン

1959年開業、日本初の観光用屋外エスカレーター。第9話(タイトル回)、券売機での購入・乗車シーンに登場する。

江の島の急な坂道を上るための屋外エスカレーターが江の島エスカーだ。1959年7月23日に開業した日本初の観光用屋外エスカレーターで、4連のエスカレーターが3区間に分かれ、全長は106メートルに及ぶ。「エスカー」という名称は上り専用という特性にちなんで当時の社員が提案したものだという。乗車券は区間ごとに購入する仕組みで、全区間を通しで使う券や、繰り返し訪れる人向けの年間パスポートも用意されている。江の島神社や展望灯台への参拝路として長年利用され、坂を登らずに高台まで移動できる便利さから観光客に定着した名所になった。

『ぼっち・ざ・ろっく!』では第9話、話数タイトルにもなった「八景」編のクライマックスで、券売機での乗車券購入からエスカー乗車までの一連が丁寧に描かれる。観光客そのままの目線で結束バンドの一行が移動していくくだりは、江の島を訪れたことのある人ほど「あの光景だ」と気づくはずだ。バンドとしての物語が動く回のタイトルに、観光地としての江の島の呼び名がそのまま使われている点も、聖地としての厚みを感じさせる。

営業時間は9時から19時5分まで、年中無休で動いている。行楽シーズンは乗車待ちの列ができることもあり、撮影のために列の流れを止めるのは避けたい。江島神社やサムエル・コッキング苑への参道の一部として機能している以上、観光客も参拝者もここを通る一人であることを忘れないでいたい。上りだけの片道乗車という仕組みそのものが、江の島という坂の多い島の地形をそのまま映し出している。

アクセス: 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」より徒歩15分

登場シーン

作品

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