瑞心門と奉安殿祈願のシーン
江の島全体を境内とする、辺津宮・中津宮・奥津宮の三宮からなる神社。第8話の瑞心門、第9話の奉安殿祈願シーンに登場する。
仲見世通りを抜けた結束バンドの4人が、朱塗りの山門をくぐる場面が『ぼっち・ざ・ろっく!』第8話にある。この「瑞心門」は龍宮城を模した竜宮造の楼門で、参道の中でも一番目を引くランドマークだ。バンドとして一歩を踏み出す4人の姿が、この門をくぐる動作に重ねて描かれている。
江島神社は江の島全体を境内とし、辺津宮・中津宮・奥津宮の三宮に田寸津比賣命・市寸島比賣命・多紀理比賣命をそれぞれ祀り、総じて「江島大神」と呼ぶ。社伝では欽明天皇13年、島の南の洞窟に宮を建てたのが始まりとされる一方、1182年に源頼朝の命で文覚が弁財天を勧請したことを創建とする説もある。竹生島や宮島の神社と並んで日本三大弁天のひとつに数えられており、古くから武将や芸能関係者の信仰を集めてきた。
第9話では、芸能・音楽の神である弁財天を祀る奉安殿で祈願する場面が描かれ、バンドとしての成長を願う節目にふさわしい舞台になった。境内を巡るごとに物語の節目が積み重なっていく構成が、この神社の使われ方からも見えてくる。潮の香りが混じる参道の空気も、境内をひとたび歩けば実感できる。
参道は石段が続き参拝客で混み合うことが多いので、撮影で立ち止まる際は通行を妨げないようにしたい。「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」第6話でも、江の島を訪れる場面でこの神社が描かれている。仲見世通りの飲食店とあわせて巡る参拝者も多い。
アクセス: 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」より徒歩20分(江の島弁財天仲見世通り経由)