咲太たちが暮らす街の玄関口
JR東海道線・小田急江ノ島線・江ノ島電鉄の3社が乗り入れる藤沢市の中心駅。咲太たちが暮らす街の玄関口として全編にわたって背景に登場する。
藤沢駅は、JR東海道本線、小田急電鉄江ノ島線、江ノ島電鉄という毛色の異なる3つの鉄道が一箇所に集まる駅だ。小田急は行き止まり式のホームにいったん入ってから折り返すスイッチバック構造をとり、江ノ電はここが起点となる高架駅で、駅ごとに構造も雰囲気もまるで違う。2024年度の利用者数はJRが1日約10万3千人、小田急が乗降約16万人、江ノ電も1万7千人台にのぼり、合計すればおよそ39万人と湘南地域で最多を誇る。改札を出るたびに違う方向へ人の流れが分かれていくのが、この駅らしい光景だ。駅前はいつも忙しい。
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」では、梓川咲太・桜島麻衣・古賀朋絵ら登場人物が暮らす街の玄関口として全編にわたり背景に描かれ、通学・通勤・買い物といった日常の移動シーンで繰り返し登場する。特定の一場面ではなく、日常そのものの舞台として使われている点が特徴で、駅そのものにこれといった劇的な事件は起きない。放送後は駅周辺の商店街や書店に聖地巡礼マップやコラボ展示が置かれることもあり、藤沢巡礼の実質的な起点になっている。
北口には商業ビルや商店街が広がり、南口には湘南モノレールへの乗換駅もある。駅構内・改札付近は通勤通学客の往来が絶えないため、撮影は通行を妨げない位置と時間帯を選びたい。ホームの端や柱のそばなど、人の流れから外れた場所を探すのがコツだ。原作を読んでからこの駅に立つと、登場人物たちが実際に歩いていたであろう通路の位置まで気になってくる。
アクセス: JR東海道本線・小田急江ノ島線・江ノ島電鉄「藤沢駅」