帆高が野良猫アメと出会い、拳銃を拾った雑居ビル
歌舞伎町の雑居ビル。行き場を失った帆高が軒下で野良猫アメと出会い、後の物語に関わる拳銃を拾う重要な場面の舞台になった。
猫は、ここで出会った。警察の職務質問から逃れた帆高が、行き場もなくビルの軒下で一晩を過ごす。そこで出会ったのが、後に『アメ』と名付ける野良猫だった。カロリーメイトを分け与えるこの場面と、物語の鍵になる拳銃を拾う場面の両方が、新宿区歌舞伎町2丁目にあるこの雑居ビル「アタミビル」で撮られている。 地下1階・地上6階建ての鉄筋コンクリート造で、飲食店やオフィスが入る複合ビルとして今も営業を続ける現役の建物だ。東京に来たばかりで住む場所も仕事もない帆高が身を寄せる先として、猥雑さと生活感が混ざり合う歌舞伎町のビルが選ばれたことには、物語上の説得力がある。 西武新宿線・西武新宿駅から徒歩約3分、歌舞伎町の中でも比較的表通りに近い立地にある。とはいえ周辺には飲食店の客引きが立つこともあり、声をかけられても関わらないようにしたい。日中は比較的落ち着いた雰囲気だが、夜になると一気に人通りが増え、訪れる時間帯によって表情がまったく違う点も歌舞伎町らしい特徴といえる。帆高がこの街で身につけていく生きるための知恵や警戒心は、後の物語の展開を支える土台にもなっている。外観を確認したら長居せず、次の目的地へ移動するのが繁華街での基本的な過ごし方になる。
アクセス: 西武新宿線「西武新宿駅」から徒歩約3分