環の入院先のモデル
1838年創立、日本最古の私立医学教育機関を前身に持つ大学病院。鈴芽の叔母・環が入院するシーンのモデルとされる。⚠️現役の大学病院のため敷地内立入不可、外観のみの見学に限られる。
東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」から徒歩10分ほど、東京大学のキャンパスに近いエリアに、日本最古の私立医学教育機関のひとつとされる大学病院がある。順天堂大学医学部附属順天堂医院の起源は、天保9年(1838年)に下総佐倉藩主・堀田正睦が招いた佐藤泰然が、江戸薬研堀に開いた蘭方医学塾「和田塾」に遡る。後継の佐藤尚中は1869年、東京大学医学部の前身にあたる大学東校の初代校長を任され、1873年には順天堂医院そのものが開設された。今は許可病床数1,051床を数える特定機能病院だ。今も現役の大病院だ。日本で最初に集中治療室(ICU)を設置した病院としての歴史も持つ。『すずめの戸締まり』は東日本大震災を下敷きにした新海誠監督の2022年11月公開作で、興行収入149.4億円を記録した。映画終盤、鈴芽を心配して東京まで駆けつけた叔母・環が心身の疲労から入院するシーンのモデルとされているが、これはファンの考察に基づくもので、公式に明言された情報ではないことは付け加えておきたい。とはいえ、白い高層棟が連なる病院の外観は、映画に描かれた場面の空気とたしかに重なる。現役の大学病院である以上、入院患者や通院患者のプライバシーへの配慮は避けて通れない。敷地内・院内には立ち入らず、外観の撮影も正面玄関付近での長時間の滞在は控えるべきだろう。救急車両の通行も多いため、歩道からの見学に徹したい。
アクセス: 東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」から徒歩約10分