神戸チャプターの港町の風景
鈴芽と草太が神戸を旅するエピソードの背景として描かれる、ハーバーランド〜メリケンパーク周辺の港町の風景。観覧車シーンのモデルは別途「神戸おとぎの国」が最有力とされ、ここは神戸チャプター全体の街並みの参考として位置づけられる。
鈴芽と草太が神戸を旅する道中、港町の空気を映す背景として繰り返し描かれるのが、神戸ハーバーランドからメリケンパークにかけての海岸線だ。かつて劇中の観覧車シーンのモデルとしてこのエリアのモザイク大観覧車が紹介されたこともあったが、ゴンドラの配色まで一致する神戸市北区「神戸おとぎの国」の観覧車のほうが根拠は強く、この一帯は観覧車シーン単体のモデルではなく、神戸チャプター全体を包む港町の街並みとして楽しむのが実態に近い。
神戸ハーバーランドは1992年、メリケンパークは1987年の埋め立てを経て整備された比較的新しい港湾エリアで、2017年にはメリケンパークが、2024年4月には高さ108mの神戸ポートタワーがそれぞれ大規模なリニューアルを終えている。メリケンパーク内には、神戸開港150年と阪神淡路大震災からの復興を象徴する「BE KOBE」モニュメントが2017年に設置され、神戸海洋博物館とあわせて写真スポットになっている。JR・阪神・阪急の三宮駅・元町駅、地下鉄海岸線のみなと元町駅・ハーバーランド駅から徒歩圏という利便性の高さも、観光と聖地巡礼を両立させやすい理由だ。
休日は家族連れで混雑し、海沿いの遊歩道からの夜景は18時以降が見頃。ハーバーランドのケヤキ並木約100本がライトアップされ、20時・21時・22時の直前に一斉消灯して再点灯する「ハーバーウィンク」も夜の名物になっている。観覧車乗り場や商業施設内では各施設のルールに従い、夜間は周辺住居への配慮も忘れずにいたい。
アクセス: JR 神戸線「神戸駅」徒歩 5 分