hitotoseキービジュアルの竹林トンネル
町並み保存地区内にある竹林トンネルを持つ広場。TV第1期「hitotose」のキービジュアルやTV第2期「もあぐれっしぶ」第1話に登場する。
「hitotose」のキービジュアルに使われた竹林の小道といえば、この憧憬の広場を思い浮かべるファンが多い。竹を組んだ小さなトンネル状の通路が広場の中心にあり、頭上を覆う竹の葉のあいだから淡い緑の光が差し込んでくる。TV第2期「もあぐれっしぶ」第1話にも同じ構図で登場し、シリーズを象徴するイメージのひとつとして繰り返し用いられてきた。竹原市は市の木にそのまま「竹」を指定しており、この広場は「安芸の小京都」とも呼ばれる町並み保存地区の中でも、とくに竹をテーマに整備された一角だ。保存地区自体は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、2000年には都市景観100選にも入っている。竹の壁は思ったより低く、トンネルの奥に瓦屋根の家並みが透けて見える距離感が独特で、写真では実際よりも奥行きが深く見えることもある。地区では毎年10月31日から11月1日にかけて「たけはら憧憬の路」という竹灯りの行事も開かれ、竹の存在感は年間を通じて薄れることがない。
竹林トンネルの通路は人がすれ違うのがやっとの幅しかなく、写真を撮る際は前後の見学者に一声かけたい。竹に触れて傷つけるのも禁物だ。JR竹原駅から徒歩約14分、普明閣やおかかえ地蔵と合わせて歩いて回れる距離にあり、半日ほどあれば町並み保存地区の主要な聖地をひと通り歩ける。竹林の緑と白壁の町並みが同じ視界に収まる、竹原らしい一枚が撮れる場所だ。
アクセス: JR竹原駅から徒歩約14分、町並み保存地区内。