新港橋

hitotose、楓たちの通学路のモデル

竹原の本川に架かる橋。TV第1期「hitotose」で沢渡楓たちの通学路として描かれ、町並み保存地区へ向かう巡礼ルートの通り道にもなっている。

橋の下を、水が流れる。本川の川面に竹原の瓦屋根と空が映り込む。新港橋の欄干から見下ろすと、まず目に入るのはこの静かな水鏡だ。橋はJR竹原駅と町並み保存地区を結ぶ生活道路の一部で、地元の車や自転車が絶えず行き交っている。 『たまゆら』ではTV第1期「hitotose」で、沢渡楓たちがこの橋を渡って登校する場面が描かれ、川沿いの朝の空気感がシリーズを象徴する日常描写のひとつになった。写真好きの楓なら足を止めそうな角度がいくつもあり、橋のたもとから瓦屋根の映り込みを探しながら歩くのも悪くない。定番の巡礼ルートは、JR竹原駅からあいふる316商店街を抜けてこの橋を渡り、そのまま町並み保存地区へ入っていく道筋だ。朝の時間帯に歩くと、劇中の風景に近い柔らかな光の中を進めるだろう。 ただし橋自体は車も自転車も通る現役の道路であることを忘れてはならない。撮影は歩道の内側にとどめ、通行する住民や車の流れを妨げないようにしたい。夕暮れ時には川面が赤みを帯び、朝とはまた違う表情を見せる。竹原駅からの道のりを含めて、川と町並みが少しずつ表情を変えていく過程を歩いて楽しむのがこの場所の醍醐味だろう。hitotoseの静かな空気そのままに、この橋を渡る時間だけは急がずゆっくり過ごしたい。

アクセス: JR竹原駅から徒歩約8分。

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