主人公の写真店のモデル、国登録有形文化財(外観のみ・内部非公開)
町並み保存地区内の国登録有形文化財。hitotoseのオープニング映像や劇場版「卒業写真」第3部に登場し、主人公・沢渡楓が営む写真店のモデルとされる建物。外観のみ見学可能で内部は非公開。
竹原市の町並み保存地区を歩いていくと、国登録有形文化財に指定された古い写真館の建物に出会う。この一帯は江戸後期に塩業と酒造業で栄えた港町で、当時は日本の塩の約8割を大阪や江戸へ送り出したともいわれる。1982年には「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、白壁の商家町が「安芸の小京都」と呼ばれるようになった。
かつて実際に写真館として営業していた歴史を持つこの建物が「旧日の丸写真館」で、白壁と格子窓が続く保存地区の中でも一際目を引く存在だ。『たまゆら』では沢渡楓が写真展や作品作りの拠点とする写真店のモデルとされ、TV第1期「hitotose」のオープニング映像や、劇場版「卒業写真」第3部でその外観が描かれた。写真を通じて竹原の日常を切り取っていく物語の中で、この建物はいわば主人公の原点にあたる場所として繰り返し映される。
内部には入れない。文化財として保存されている以上、見学も撮影も外観にとどめ、敷地内へ立ち入らないことが前提になる。JR竹原駅から徒歩約13分、保存地区内には他の聖地も点在しているため、あわせてゆっくり歩いて巡りたい。
アクセス: JR竹原駅から徒歩約13分、町並み保存地区内。