「もあぐれっしぶ」中心の駅前商店街、ももねこ様の石像がある
JR竹原駅前に伸びるアーケード商店街。TV第2期「もあぐれっしぶ」で中心的な舞台となり、商店街内には劇中の「ももねこ様」のモデルとされる石像が置かれている。
JR竹原駅前から続くアーケードの下、地元の個人商店が軒を連ねる通りが「あいふる316商店街」だ。アーケードの柱には年季を感じさせる商店の看板がいくつも残り、竹原の暮らしの積み重ねを感じさせる。天井を覆う屋根のおかげで雨の日でも歩きやすく、駅から町並み保存地区へ向かう人の流れが自然とこの通りを通っていく。 『たまゆら』ではTV第2期「もあぐれっしぶ」で沢渡楓たちが繰り返し歩く道として描かれ、日常風景そのものが物語の一部になった商店街である。通り沿いには劇中の「ももねこ様」のモデルとされる石像も置かれ、足を止める巡礼者は多い。並んだシャッターの間に、ふと猫の姿を探してしまう人もいるだろう。 駅から町並み保存地区へ向かう道の途中にあるため、竹原観光の巡礼ルートに自然と組み込める立地なのも都合がいい。とはいえ商店街は今も住民の生活道路であり、個別の店舗の敷地内に無断で立ち入ることは避けたい。商店街を歩く地元の人々の生活のリズムを乱さないことが、巡礼者としての最低限の礼儀になる。 アーケードの通路幅は決して広くない。大人数での撮影や長時間の立ち止まりは、買い物客や通行人の妨げになる。石像の前で一枚撮ったら、次の目的地へと歩みを進めるくらいの身軽さでいたい。屋根の下を吹き抜ける風が、駅前の喧騒とは違う穏やかな時間を運んでくる。夕方には商店の灯りが一つずつ点り、アーケード全体が柔らかな色に染まっていく。
アクセス: JR竹原駅から徒歩約2分。