hitotose第11話の舞台、普明閣を境内に持つ古刹
町並み保存地区の高台に建つ古刹。TV第1期「hitotose」第11話の舞台になり、境内から76段の石段を上ると観音堂・普明閣がある。
竹原の町並み保存地区を見下ろす高台に、いつ頃建てられたとも定かに伝わらない古刹が立つ。西方寺は境内から76段の石段を上ったところに観音堂「普明閣」を構え、参道の石段そのものが寺の歴史を体感させる仕掛けになっている。石段の傾斜はそれなりに急で、一段ごとに苔の色や木々の隙間から差す光が変わり、上りきったところで竹原の町並みがふと開けて見える瞬間がある。『たまゆら』ではTV第1期「hitotose」第11話の舞台としてこの境内が描かれ、普明閣の登場頻度には及ばないものの、石段を上り始める起点として巡礼ルート上避けて通れない場所だ。木々に囲まれた境内は静かな山寺の空気をまとい、苔むした石段の質感は四季で表情を変える。写真好きの主人公の視点とどこか重なる風景といえるだろう。境内は現役の宗教施設であるため、参拝の作法を守り、本堂や仏像への無断の撮影・接触は控えたい。旧日の丸写真館や酒蔵格子の続く商家の並ぶ町並み保存地区を歩き、最後に76段を上って普明閣まで足を延ばすのが定番のルートになっている。JR竹原駅からは徒歩15分ほどの距離だ。
アクセス: JR竹原駅から徒歩約15分、町並み保存地区内。普明閣までは石段76段。