横浜港大さん橋国際客船ターミナル

みくりの結婚式の妄想シーン

横浜港のクルーズ客船ターミナル。最終話、みくりが幸せな結婚式を思い描く妄想シーンの舞台として登場する。

うねるような曲線を描く木張りの屋上デッキが「くじらの背中」と呼ばれるようになったのは2006年のことだ。横浜港大さん橋国際客船ターミナルは、660件の応募が集まった国際デザインコンペでアレハンドロ・ザエラ=ポロとファルシド・ムサヴィの案が選ばれ、2002年11月に完成した。世界中から応募が集まったこの規模のコンペで実際に建設まで進んだ例は珍しく、建築関係者の間でも話題になった建物だ。当時まだ無名だった二人の建築家に国際的な評価をもたらした案でもある。横浜のベイエリア再整備の中でも、大さん橋は市民に開かれた公共空間として計画された点が特徴的だった。

屋上には木製デッキと芝生広場が広がり、24時間開放される公共空間として、横浜港やみなとみらいのビル群、ベイブリッジまで360度の展望が楽しめる夜景スポットにもなっている。屋上は誰でも入れる。延べ床面積は約44,000平方メートル、クイーン・エリザベス2級の客船2隻、あるいは3万トン級の客船なら4隻を同時に受け入れられる規模を持ち、現役の国際客船ターミナルとして今も稼働する。

『逃げるは恥だが役に立つ』では最終話、みくりが平匡との将来を思い浮かべ、幸せな結婚式の光景を妄想するシーンの舞台として登場した。最終話という物語の締めくくりの場に、実際に多くの人が行き交う現役の玄関口が選ばれたことにも意味がある。契約結婚から始まった二人の物語が結実していく終盤にふさわしい、開放感のあるロケーションだ。大型客船の入港日には歓迎行事で賑わうこともある。屋上デッキは風が強い日が多く、帽子や機材の飛散には注意したい。みなとみらい線「日本大通り駅」から徒歩7分。

アクセス: みなとみらい線「日本大通り駅」より徒歩7分

登場シーン

作品

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