伊勢山皇大神宮

新春SP、安産祈願の舞台

横浜の総鎮守。新春スペシャルで、みくりが安産祈願に訪れるシーンの舞台として登場する。

複数のロケ地専門サイトが一致して挙げる、シリーズの中でも確度の高いスポットのひとつが伊勢山皇大神宮だ。『逃げるは恥だが役に立つ』新春スペシャルでは、みくりが安産祈願のために参拝するシーンのロケ地として使われ、物語が新しい家族のかたちへ進んでいくことを象徴する場面になった。 JR桜木町駅から野毛山の坂を10分ほど上ると、横浜港とみなとみらいの街並みを見下ろす高台に境内が広がる。明治3年(1870年)、横浜の総鎮守として創建され、「関東のお伊勢さま」の通称で親しまれてきた。地元では単に「皇大神宮」と呼ぶ人も多い。港とまちを一望できることが、この高台が鎮座地に選ばれた理由だという。坂を上りきったところで視界が開ける瞬間は、この神社を訪れる楽しみのひとつだ。横浜の総鎮守という位置づけを踏まえると、みくりが新しい家族の安全を祈るシーンにこの神社が選ばれたことにも、自然な説得力が感じられる。 安産祈願にとどまらず、縁結びや家庭円満を願って訪れる参拝者も多い。初詣や七五三の時期は参拝客で賑わうため、祈祷中の参拝者の妨げにならないよう静かに拝観したい。石段や参道には勾配があり、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめだ。150年以上にわたって港町を見守ってきた社の空気を、みくりが見上げたであろう坂の上から感じてみたい。横浜港の発展とともに歩んできた神社の歴史を思うと、坂を上る道のりそのものにも意味が宿ってくる。 明治3年という創建の年は、横浜港が開港して間もない時期にあたる。開港とともに急速に発展していく港町に、総鎮守としての社を新たに設けるという判断は、横浜という都市が近代化の中でいかに自らのアイデンティティを求めていたかを物語っている。みくりと平匡の物語もまた、従来の家族観にとらわれず新しい関係のかたちを模索する内容だったことを思えば、明治という新しい時代に生まれたこの神社で安産祈願のシーンが撮影されたことは、偶然以上の符合を感じさせる。

アクセス: JR根岸線「桜木町駅」より徒歩5分

登場シーン

作品

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