終盤、すれ違いの雪の歩道橋
西新宿の高層ビル群を見渡す歩道橋。物語終盤、瀧と三葉がすれ違う印象的なシーンのモデルの一つとされる。
都営大江戸線の都庁前駅を出て地上に上がると、都庁とモード学園コクーンタワーのあいだを結ぶ大きな歩道橋がすぐに見えてくる。新都心歩道橋という名の通り、この一帯は歩道橋と地下通路が複雑に組み合わさった構造で、駅からビル群への乗り換え地点として機能している。「君の名は。」では物語の終盤、大人になった三葉と瀧が、互いの存在に気づかないまま行き交う印象的な場面のモデルの一つとされ、雪の舞うビルの谷間を歩く構図が作中のカットと重なる。橋の上からは超高層ビルが両側に立ち並ぶ独特の眺めが得られ、晴れた日は空が驚くほど狭く感じられる一方、夕方には西日がビルの谷間を斜めに切り込んでくる時間帯もある。平日の日中は行き交う人の表情もさまざまで、映画の一場面のような没入感を味わえる場所だ。
通勤・通学の時間帯は人の流れが速く、立ち止まっての撮影は階段や合流部を避け、橋の中央付近で短時間に済ませるのが無難だ。三脚を広げるスペースはない。都庁前駅からは徒歩5分、新宿駅西口からでも徒歩12分ほどで、都庁観光のルートに自然に組み込める立地になっている。
アクセス: 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩約5分 / JR・京王線・小田急線「新宿駅」西口から徒歩約12分