藤堂高虎 生誕地(在士)

第19回で描かれた高虎生誕地一帯、高虎公園・在士八幡神社

犬上郡甲良町在士、築城の名手・藤堂高虎の生誕地一帯。「豊臣兄弟!」第19回で描かれた高虎の物語の出発点となった、実在のゆかりの地で、高虎公園や在士八幡神社が残る。

藤堂高虎は弘治2年(1556年)、近江国犬上郡藤堂村、後の在士村(現・犬上郡甲良町在士)に、土豪・藤堂虎高の次男として生まれた。藤堂家は在地の小領主だったが、父の代にはほとんど農民と変わらない身分に落ちていたという。高虎は浅井長政に仕えたのち浪人となり、以後は豊臣秀長・秀吉、そして徳川家康と主君を替えながら数々の戦で武功を挙げた経歴を持ち、「主君を七度変えねば武士とは言えぬ」という言葉を残したとされる。関ヶ原の戦い・大坂の陣では家康の信頼を得て「築城の名手」として宇和島城・今治城・伊賀上野城・津城など数々の城の縄張り・改修を手がけ、最終的には1608年に津藩の初代藩主となり、32万石を超える大名にまで出世した異色の経歴を持つ。高虎が興した津藩はその後260年にわたって続き、明治維新まで存続した。生誕地一帯には「高虎公園」が整備され、隣接する在士八幡神社は高虎ゆかりの神社として知られ、園内の「ふるさと館」では高虎の生涯を紹介する資料が展示されている。大河ドラマ「豊臣兄弟!」第19回では、この生誕地を出発点とする高虎の立身出世の物語が描かれた。実際のロケ撮影はスタジオや東日本が中心のため、この一帯は撮影地ではなく、高虎の生涯が実際に始まった土地としての「ゆかりの地」である。甲良町は東海道新幹線・名神高速道路のいずれからも離れた田園地帯にあり、公共交通の便は薄いため、車での訪問が前提になる。

アクセス: 名神高速道路「彦根IC」から車で約20分。公共交通の便が薄く、車での訪問が前提。

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