須賀の娘・萌花と対面し、須賀の過去が語られる公園
東京タワーを望む都心の公園。須賀圭介の娘・萌花や夏美と帆高たちが集まり、須賀の亡き妻や夏美との関係など、物語の重要な背景が語られる場面の舞台。
芝公園は1873年(明治6年)、太政官布達によって指定された日本最初期の公園のひとつで、上野恩賜公園などと同じく、当初は増上寺の境内地を公園としたことに始まる。明治35年には運動器具が設置され、東京の公園における運動施設の始まりともいわれる。戦後は政教分離の考え方から寺の敷地と切り離され、宗教色のない都立公園として新たに整備された。そのため現在の園地は増上寺を取り囲むような形で広がり、港区芝公園に位置して東京タワーのふもとの緑地として親しまれている。
『天気の子』では物語終盤、帆高たちの上司であり命の恩人でもある須賀が娘の萌花や陽菜、凪と過ごす場面の舞台としてこの公園が描かれる。ベンチに腰掛けた須賀が空を見上げてつぶやく先には、増上寺や東京タワー、高層ビル群が広がる東京らしい眺めが映し出される。
増上寺に隣接し、東京タワーを間近に望める立地から観光客の姿も多く、日中は家族連れや散策の人々でにぎわう。一般に開放された公園であり、他の利用者の憩いの場でもあることを踏まえて過ごしたい。
アクセス: 都営三田線「芝公園駅」または「御成門駅」から徒歩数分