五郎の石の家・最初の家

'92巣立ち以降の舞台と、連続ドラマ第1話の廃屋

「北の国から」の黒板五郎が'92巣立ち以降のスペシャル版で暮らした「石の家」と、連続ドラマ第1話で一家が最初に住んだ廃屋を復元した「最初の家」が並ぶ保存エリア。敷地内には劇中設定の五郎の墓標もある、シリーズの終着点にして出発点。

黒板五郎が最後に暮らした家は、原作の世界観に合わせて石造りで建てられている。富良野市東麓郷、麓郷エリアの高台に立つ「五郎の石の家」は、'92巣立ちから2002遺言までの後期スペシャル版で五郎が暮らした5番目の家だ。ごつごつした石を積んだ壁と小さな窓が、それまでの丸太小屋とは違う晩年の暮らしぶりを物語っている。石造りの壁は苔むし始めており、20年以上の時間の経過を肌で感じられる。隣接する「最初の家」は、連続ドラマ第1話で東京から来た黒板一家が最初に暮らした廃屋を、2007年に移築復元したもので、シリーズの出発点をそのままたどれる。訪れる人の多くは、二つの家を見比べながらシリーズの歳月を振り返っていく。敷地内には劇中設定の五郎の墓標も置かれており、20年以上続いた物語の「終わりと始まり」がひとつの敷地に収まっている。敷地から見渡す麓郷の丘陵は、四季それぞれに違う色を見せる。開館は積雪期を避けた4月中旬から11月末までで、麓郷は冬になると雪深くなるため冬季は閉鎖される。開館時間は9時30分から17時まで(10月以降は16時まで)と、季節によって少し短くなる。入場料は大人500円で、麓郷の森・拾って来た家との3施設共通券なら1,200円だ。富良野駅からは約21キロ離れており、車なら30分ほどだが、バス「麓郷線」の終点からでも徒歩40分はかかる立地のため、車での訪問が現実的だろう。窓口は現金のみのことが多いので、事前に両替や準備をしておくと当日慌てずに済む。物語の舞台をたどるというより、五郎という一人の人物の暮らしの痕跡をたどる場所として訪れたい。

アクセス: 富良野駅から車で約30分(約21km)。バス「麓郷線」終点から徒歩約40分。

登場シーン

作品

関連する聖地

近くの聖地