2002遺言で五郎が廃材で建てた家群
2002遺言で黒板五郎が周囲の廃材を集めて建てた家々(全4棟)を保存する施設。'92巣立ちで暮らした「4番目の家」も同じ敷地内にあり、麓郷エリアの中でも最もアクセスの良い保存スポット。
富良野市麓郷の市街地。バス終点から歩いてすぐの敷地に、廃材やがれきを集めて建てられた家々が4棟、そのまま保存されている。壁も屋根も継ぎ目だらけで、決して綺麗な建物ではない。だが、その継ぎ目の一つひとつが、ドラマの登場人物たちの暮らしの記憶そのものだ。 2002年9月に放送されたスペシャル版「遺言」で、黒板五郎が周辺から集めた廃材で建てた家々がこの「拾って来た家」であり、モノを大切にする五郎の生き方を象徴する場所になっている。敷地内には'92「巣立ち」で暮らした「4番目の家」も保存されており、シリーズ初期に登場した丸太小屋や3番目の家は麓郷の森に移築され、石の家は農道脇に別に建てられている。麓郷の森・石の家とあわせて訪ねれば、シリーズを通じた住居の変遷をひと通りたどれる。 開館期間は4月中旬から11月末までで冬季は閉鎖、開館時間は9時30分から18時まで。入場料は大人500円、麓郷の森・石の家との3施設共通券なら1,200円になる。バス終点から徒歩圏内という立地は、車を使わない旅程でも訪ねやすい。廃材を積み上げただけの家が、20年にわたり放送を続けたドラマシリーズの終着点になったことの重みを、現地で感じてみたい。冬季閉鎖という区切りがあること自体、この土地の気候の厳しさをそのまま物語っている。
アクセス: 富良野駅からバス「麓郷線」終点から徒歩約2分。