再開発エリアの駅前風景
高層マンション群と再開発エリアが象徴的な武蔵小杉駅周辺。バンドメンバーが移動・会話するシーンの背景として、駅前広場やタワー街区の街並みが登場する。
東急東横線・目黒線、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ラインが乗り入れる武蔵小杉駅。もとは中原街道の渡し場として栄えた土地で、大正末期から昭和初期にかけて南武鉄道(現・南武線)と東京横浜電鉄(現・東横線)が相次いで開通し、交通の要衝としての歴史を積み重ねてきた。2010年にはJR横須賀線ホームが使用開始となり、南武線ホームとは約500mの連絡通路でつながっている。2023年には相鉄・東急新横浜線が開業し、武蔵小杉から新横浜までが急行わずか8分で直結する六路線体制のターミナルへと成長した。
駅前が大きく変わったのは1988年の再開発地区計画制度の導入以降だ。工場が移転・閉鎖したあとの広大な土地に2007年、エリア初の大規模マンションが誕生し、以後10棟近いタワーマンションがほぼ同時期に建設された。2020年には住居棟と商業施設が一体になった複合開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」も開業し、全国的にも知られる再開発地域として今も姿を変え続けている。「ガールズバンドクライ」では、バンドメンバーが移動・会話するシーンの背景として、この駅前の交差点や歩道橋、タワー街区の街並みが繰り返し描かれている。
駅周辺は通勤通学の混雑が激しいため、撮影に向くのは土日の昼前か平日10時〜16時ごろ。東口・西口とも歩行者用の動線が広く車道と分離されているので撮影位置は取りやすいが、商業施設内では各施設の方針に従うこと。
アクセス: JR 横須賀線・東急東横線「武蔵小杉駅」