西武秩父駅

超平和バスターズの集合場所

西武鉄道池袋線の終着駅で、1969年開業。「あの花」ではリニューアル前の駅舎が登場し、駅前の仲見世通りには秘密基地の展示も行われた。現在は駅前の秩父観光情報館で聖地巡礼マップを配布し、レンタサイクルの受付も行っている。

池袋駅から有料特急「ちちぶ」に揺られて1時間20分、終点で降り立つのが西武秩父駅である。1969年、吾野駅との間の延伸区間開業とともに生まれた駅で、約1キロ離れた秩父鉄道の「秩父駅」とは別の駅にあたるため、地元では「西武駅」と呼び分けられることが多い。秩父市は京都の祇園祭・飛騨の高山祭と並ぶ日本三大曳山祭のひとつ「秩父夜祭」でも知られ、2016年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された土地である。2011年4月から6月に放送された『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、実在する秩父の建物や風景を数多く取り入れた作品で、西武鉄道と秩父鉄道が記念乗車券やラッピング電車を用意するなど、地元も巻き込んで巡礼の受け入れに力を入れてきた。2017年3月までにリニューアルが行われ、現在は黒を基調とした外観に変わった。駅はもう白くない。だが、作中に登場するのはリニューアル前の白い駅舎だ。「超平和バスターズ」がめんまの願いを叶えるために繰り返し集合する場所として描かれ、聖地巡礼の実質的な出発点になっている。かつて駅の仲見世通りには作中の「秘密基地」を再現した展示が置かれたこともあったが、2017年にはその跡地に温泉施設「祭の湯」が開業した。駅前の秩父観光情報館には今も「あの花」コーナーがあり、聖地巡礼マップの配布とレンタサイクルの受付を行っている。地元の龍勢祭では「あの花龍勢」という奉納花火が2023年まで続けられるなど、作品と地域の結びつきは放送から10年以上を経ても続いている。構内には樹齢100年を超えるラクウショウの大木が立つが、これはこの場所にかつてあった秩父農工高校の名残だという。改札を出て歩けば数分で秩父鉄道御花畑駅にも乗り換えられ、他の巡礼地への移動もしやすい。

アクセス: 西武鉄道池袋線「西武秩父駅」(西武線池袋駅から有料特急「ちちぶ」で約1時間20分)

登場シーン

作品

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