めんまとじんたんの想い出の橋・キービジュアルの舞台
荒川に架かる昭和6年(1931年)竣工の三連アーチ橋で、県指定有形文化財。現在は橋上公園として整備され、「あの花」のメインビジュアルに使われた、秩父の聖地巡礼で最も多くの人が訪れる象徴的なスポットである。
荒川に架かる旧秩父橋は、明治18年(1885)に完成した初代秩父橋に代わる二代目の橋として、昭和6年(1931)に完成した。現在は車道としては使われておらず、橋の公園・遊歩道として整備されている。すぐそばには初代橋の橋脚が今も川面に残り、旧秩父橋とあわせて埼玉県の指定文化財になっている。現在架かっている三代目の橋(斜張橋)は昭和60年(1985)の完成で、同じ場所に三つの時代の橋が積み重なっている珍しい地点だ。
三世代の橋が並び立つこの光景は、秩父の交通史そのものを物語っており、旧橋の欄干からは荒川の流れと武甲山方面の山並みを見渡せる。
劇場版『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の冒頭、消えかけためんまを背負ってじんたんが駆け抜けるシーンの舞台になり、主題歌「アオイシオリ」の映像でも印象的に描かれている。あの花ファンにとっては欠かせない巡礼地のひとつだ。
現在は歩行者専用の橋の公園として管理されているが、文化財の橋であるため、欄干への負荷がかかる行為や、橋上での長時間の占有は避けたい。
アクセス: 秩父鉄道「大野原駅」より徒歩約12分、または西武観光バス小鹿野線「秩父橋」下車(橋周辺に駐車場なし)