超平和バスターズが集うシーンの舞台
知知夫国の時代に創建され2100年の歴史を持つとされる秩父地方の総鎮守。「子宝子育ての虎」「つなぎの龍」など左甚五郎作と伝わる社殿彫刻で知られ、「あの花」第2話では参道の番場通りから見た神社前の交差点が登場する。
知知夫国と呼ばれた時代に創建されたと伝わる秩父神社は、2100年という気の遠くなるような歴史を背負う秩父地方の総鎮守だ。三峯神社、宝登山神社とあわせて「秩父三社」に数えられ、秩父札所34ヶ所を巡る参拝者もここに足を運ぶ。永禄12年(1569年)、武田信玄軍の侵攻いわゆる「信玄焼き」で社殿は一度焼け落ちたが、天正20年(1592年)、徳川家康の寄進によって再建され、今の姿になった。
社殿には見応えのある彫刻が施されている。正面の「子宝子育ての虎」、東面の「つなぎの龍」は左甚五郎の作と伝わり、北面の「北辰の梟」、西面の「お元気三猿」も見逃せない。毎年12月3日の例大祭「秩父夜祭」は日本三大曳山祭、日本三大美祭のひとつに数えられ、国の重要有形民俗文化財に指定された山車6台が街を練り歩く。
『あの花』第2話では、参道である番場通りから見た神社前の交差点が描かれた。神社前には八幡屋本店の自動販売機や、かつてあの花のイルミネーションオブジェが飾られたこともある「妙見の森公園」があり、超平和バスターズの面々が集うシーンの空気をそのまま感じられる一角になっている。境内は初詣や七五三の時期はもちろん、あの花のファンが記念写真を撮る姿も日常的に見られる。作品と地域の日常が重なり合う秩父らしい光景だ。
アクセスは秩父鉄道「秩父駅」から徒歩約4分、西武鉄道「西武秩父駅」から徒歩約15分。現役の参拝地だ。社殿の撮影は制限がかかる場所もあるので、境内では静かに、参拝者の邪魔にならないよう振る舞いたい。
アクセス: 秩父鉄道「秩父駅」より徒歩約4分、西武鉄道「西武秩父駅」より徒歩約15分