巨大土壁アート「岐阜に舞う」が迎える庁舎
岐阜市藪田南に建つ岐阜県庁舎。1階ホワイエは左官職人・挾土秀平氏による巨大土壁アート「岐阜に舞う」が壁面を飾り、VIVANT続編第2話のロケ地として登場する。
チョッキーの潜伏先という設定のタイ人実業家の別荘リビングに、日本の県庁が使われている——VIVANT続編第2話(通算第12話)、新庄が納豆をかき混ぜながら会話する場面の背景に映り込むのが、2023年1月に開庁した岐阜県庁舎1階ホワイエだ。新庁舎は行政機能を担う地上21階・高さ106mの本庁舎と、議会機能を担う地上6階・高さ32mの議会棟からなる2棟構成で、建築家・隈研吾氏が外観・内装のデザインを監修した。ホワイエの壁面には、岐阜県高山市出身の左官職人・挾土秀平氏が手掛けた巨大な土壁アート「岐阜に舞う」が広がり、県民向けの展示やイベントにも使われる開放的な空間として、来庁者を迎える県庁の象徴的な場所になっている。挾土氏は技能五輪全国大会左官部門優勝の経歴を持ち、総理公邸や国内外の要人が集うホテルの壁面、NHK大河ドラマ『真田丸』の題字が記された壁なども手掛けてきた第一線の左官職人だ。放送後、この場面が話題になったことを受けて岐阜県は、食品サンプルのシェア全国一を誇る郡上市で製作された納豆の食品サンプルを1階ホワイエに設置し、なりきり撮影ができるフォトスポットとして公式に整備した。続編第4話では野崎守がハン・リンシンと話す場面のロケ地としても再登場している。ホワイエは現役の行政庁舎の一部でありながら一般開放されており、平日7:30〜17:45、土日祝10:00〜20:00を目安に見学できるが、業務時間中は窓口利用者や職員の通行を妨げないよう配慮したい。最上階には展望ロビーも設けられており、庁舎見学とセットで訪れるファンも多い。JR西岐阜駅からバスまたはタクシー、JR岐阜駅からはバス「県庁」下車が便利。
アクセス: JR西岐阜駅からバスまたはタクシー、JR岐阜駅からバス「県庁」下車