JR下灘駅

海に一瞬映る無人駅

伊予灘のすぐそばに建つ無人駅。作中で一瞬だけ映る海に近い駅のモデルとされ、夕景の名所としても知られる愛媛の人気ロケ地。

プラットホームの目の前がそのまま伊予灘という景観から、下灘駅は「日本一海に近い駅」の一つとしてたびたび紹介される。1935年6月9日の開業で、木造駅舎は当時の姿をほぼそのまま残す。国道378号が整備される以前は、ホームの下に波が打ち寄せるほど線路と海岸が近接していたといい、荒天の日には波しぶきがホームまで飛んだと伝わる。この立地の良さから、青春18きっぷのポスターに3度採用されたのをはじめ、映画『男はつらいよ 寅次郎と殿様』やドラマ『HERO』『リバース』など、数々のロケ地として使われてきた実績がある。作中で一瞬だけ映る、海に近い駅のカットのモデルとされるのも、こうした積み重ねの延長にあるのだろう。駅がある双海町は夕日の名所として自治体が力を入れてきた地域で、下灘駅はその中でも代表的な夕景スポットの一つに位置づけられている。ホームのベンチに座って列車を待つだけでも、旅情に浸れる時間になるだろう。無人駅である。松山駅から特急で約40分、普通列車のみが停まるため本数は限られる。夕方は沈む夕日を目当てに観光客が集まり、ホームが混み合うこともあるので、早めに到着して場所を確保しておくと落ち着いて過ごせる。線路への立ち入りは絶対に禁止で、他の利用者への配慮も忘れずに。

アクセス: JR予讃線「下灘駅」

登場シーン

作品

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