宇治上神社から大吉山へ続く散策路
宇治上神社の前から大吉山の登山口へ続く散策路。『源氏物語』宇治十帖にちなんで名付けられ、第1期で部員たちが歩く場面の舞台になった。
宇治上神社の前から東海自然歩道を経て大吉山の登山口へ、木々に囲まれた散策路が続いている。『源氏物語』宇治十帖のひとつ「早蕨」にちなんで名付けられた「さわらびの道」だ。道は静かだ。宇治川沿いのにぎわいとは一転して、落ち着いた空気が漂う。 宇治神社・宇治上神社への参拝ルートと、大吉山展望台への登山ルートを結ぶ位置にあるため、この二つのエリアを巡る際には自然に足を運ぶことになる道でもある。『響け!ユーフォニアム』第1期第8話では、北宇治高校吹奏楽部の部員たちがこの道を歩く場面が描かれ、宇治神社・宇治上神社・大吉山展望台をつなぐ巡礼ルートの一部として位置づけられてきた。 道そのものは誰でも自由に歩ける公共の散策路である。ただし周辺には民家や畑もあり、道を外れて敷地に立ち入ることのないよう気をつけたい。舗装された緩やかな坂道が中心で、宇治上神社から大吉山展望台の登山口までは徒歩10分ほど。木漏れ日の入り方は季節によって変わり、夏は涼しい木陰、冬は葉が落ちて明るい道になる。 『源氏物語』の名にちなんだ道を歩き、部員たちが歩いた同じ坂を登っていく。特別な観光施設があるわけではないが、道そのものが物語の一部だと思えば、ただ歩くだけの時間も違って見えてくる。京阪宇治線・JR奈良線の宇治駅から徒歩15分の距離にある。
アクセス: 京阪宇治線・JR奈良線「宇治駅」より徒歩15分(宇治上神社前)