喜撰橋

宇治公園の塔の島と中の島を結ぶ橋

宇治公園の塔の島と中の島を結ぶ橋。第1期・第2期に登場し、第3期のオープニング映像でも使われるなど、朝霧橋と並ぶ宇治公園エリアの定番ロケ地。

喜撰橋という名は、平安時代の歌人・喜撰法師にちなむ。『古今和歌集』の記述や百人一首8番の「わが庵は都の辰巳しかぞすむ世を宇治山と人はいふなり」という歌から、彼が宇治山に隠棲した僧であったことがわかっており、その縁でこの橋にも名が残された。橋の上からは宇治川の流れと対岸の緑が見え、平安の歌人が眺めたであろう山の稜線を今も重ねられる。橋を渡った先の中の島には木々が茂り、夏は川風が涼しく感じられる。橋がかかる塔の島には高さ約15メートルの十三重石塔が立つ。1756年の洪水で倒壊して宇治川に沈んだ後、1908年に引き上げられて再建されたもので、現存する石塔としては日本最大級とされる。周辺は宇治公園として整備され、桜や紅葉の季節には多くの人でにぎわう。平等院にも歩いて行ける距離にあり、宇治観光の定番ルートの一部にもなっている。宇治橋からあじろぎの道を歩いて中の島へ渡り、朝霧橋で東岸へ抜けるルートの途中に喜撰橋は位置しており、宇治を巡ればほぼ自然に通ることになる橋だ。『響け!ユーフォニアム』では第1期第8話と第2期第1話で部員たちが橋を渡る場面が描かれ、第3期のオープニング映像にも使われている。朝霧橋と並んで、宇治公園エリアを象徴するロケ地と言えるだろう。橋の周辺は観光客の往来が絶えないため、桜や紅葉の時期はとくに混み合う。撮影は他の観光客の通行を妨げない位置で、手早く済ませたい。

アクセス: 京阪宇治線・JR奈良線「宇治駅」より徒歩6分

登場シーン

作品

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