朝霧橋

宇治公園の中の島と東岸をつなぐ朱色の橋

宇治川に浮かぶ中の島と東岸を結ぶ朱色の橋。橋の両端には『源氏物語』宇治十帖にちなむ像が立ち、第1期・第2期・第3期にわたって登場する。

宇治川の中の島と東岸を結ぶ朱色の朝霧橋は、欄干越しに川面と対岸の緑を望む、宇治十帖ゆかりの景観のひとつだ。橋のたもとには『源氏物語』のヒロイン浮舟と匂宮の像が向かい合うように立ち、平安文学の舞台としての宇治の歴史を今に伝えている。現在の橋は1972年の架橋で、当初の全長は73.5メートルだったが、後の拡張工事で94.5メートルまで延びた。もともとは危険な宇治橋を避けて子どもたちが安全に通学できるようにという目的で架けられた歩道橋で、宇治橋・喜撰橋とともに宇治川を渡る主要な橋の一つになっている。宇治神社・宇治上神社方面へ向かう際の通り道にもなっており、今も地元の生活道路として自転車や徒歩の往来が絶えない。『響け!ユーフォニアム』では第1期第6話、第2期第1話、第3期第9話と複数のシーズンにわたって橋を渡る部員たちの姿が描かれ、シリーズを象徴する景色の一つになった。橋の途中で足を止め、川面を見下ろす部員たちの構図に重なる瞬間を探すファンも多い。写真映えする橋だ。宇治橋からも徒歩数分の距離なので、あじろぎの道・喜撰橋とあわせて回ると効率がいい。撮影は欄干や歩道の隅から手早く、生活者の通行を妨げないようにしたい。

アクセス: 京阪宇治線・JR奈良線「宇治駅」より徒歩7分

登場シーン

作品

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